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ヒトラーを欺いた黄色い星のぼぼたんのレビュー・感想・評価

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
4.0
まず、邦題がダメ。なんでもかんでも「ヒトラー」とつけりゃいいってもんじゃない。
 ノックや足音に感じる。何ともいえない恐怖。下手すれば、ただの再現ドラマになってしまうが、観てる二時間こちらまで怖くなる、緊張感があった。
 嫌いだから皆殺しとは、全く理解できない。本当にそうなのだが、やらなきゃこちら殺される状態だと考えると自分では、どうだっただろうと考える。現代の会社組織と変わりない。
実際のドイツ国民は、虐殺が行われていたことを知らなかったって話だし、敗戦後にロシア兵から酷い目にも合っている。
その中に、協力してくれた人たちもいただろうなどいろいろ考えさせられる映画だった。
ラストに、四人以外のその後も欲しかった。
「カメラを止めるな」を何度も観に行くなら、この様な作品を観ていろいろ考えて欲しいもんだ。
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