てぃだ

ザ・ハッスルのてぃだのレビュー・感想・評価

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)
3.0
詐欺師映画
というか
所謂コンゲームものというやつは
「スティング」や「オーシャンズ11」
みたいな一定のファン層がついている
ジャンルだと思うけど
昔からどうも苦手だ。

現実世界で騙されるのはごめんだけど
創作物の中では
気持ちよく騙されるのが快感。
このジャンルが好きなひとは
そんな目線で楽しんでるんだろうか
よくわからないが。


障害者を馬鹿にしてるんじゃないかと
怒る人も出るんじゃないかと
思うようなネタが延々と続くのには
ゲンナリするし
アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンが
それぞれ1流と3流の詐欺師で
ハサウェイがウィルソンに
詐欺のレクチャーをするみたいな
シーンもあるけど
教えるのがナイフ投げだったり
逃げる際のジャンプの方法だったり
意味不明w
なんかいつの間にか2人の職業が詐欺師
だということを忘れそうになる。

でもまぁ
ストーリーは置いといても
2人が仲良くしたり
ケンカしたり
若いイモみたいなITのCEOと
どっちが先に寝るかなとかいう
謎の勝負に本気になったり
詐欺師映画というより
シスターフッドを目指したような
「ザ・ハッスル」である。
まぁ難しいこと考えずに
気楽にボケーっと眺める分には
ちょうどいいと思う。
詐欺師映画が好きな人には
随分と物足りないかも知れないが。
てぃだ

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