蜘蛛マン

グッバイ、リチャード!の蜘蛛マンのレビュー・感想・評価

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)
3.6
ジョニー・デップにはずっと観ていたい天性の魅力みたいなものがあるなあって改めて思う。
テーマ的にはけっこう深刻で、どんな落としどころを監督が用意してるのか興味深く見守っていたけど、まあなんというか、とりたてて特別なところのない泣かせ展開ではあった。
でも誰しも平等に訪れる死に特別なんてないのだし、それはそれで一つの答えではあるのだと思う。というか人の数だけ答えがあるのだろう。

自分が余命宣告を受けたらどんなふうに最期の時間を過ごすだろうか、っていう思考を促すのも本作の狙いの一つだろうけど、とてもじゃないが本作のリチャードのようにステキな感じに生きる自信はないなあ。
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