アバンタイトル、リチャードのガンが発覚するシーンから始まるが、チャーリーに悲壮感はあまり感じられない。
そしてオープニング、曲はミスマッチだと感じたのは私だけだろうか。ミステリーが始まるのかと思った。
リチャードの緊急連絡先が庭師のサンディエゴなのは笑ってしまった。そしてピーターをからかう辺りが、リチャードの性格を表している。
終盤のパーティーにおけるヴェロニカとの会話は、彼の性格以外にも、文学者故の自由奔放さやロマンチストな性質によって許された部分も大きいと感じた。
この作品を通して、リアリティには欠けると誰もが思うだろう。また、90分程度の映画のため話の厚みもほどほどで、気軽に観るには良いかも知れない。