半炒飯

アロウヘッドの半炒飯のレビュー・感想・評価

アロウヘッド(1953年製作の映画)
4.0
インディアンと白人の構図。インディアンと生活したことのあるバーノンだけが知る彼らの生き方は、野蛮で理解し難いものであると同時に若き憧憬として、自分の血となっている。その事が白人の大義、開拓の為に先住民の征討をすることに対して「俺はアパッチの全てを知ってる、だからアパッチは俺が全員殺す、他の奴らは関わるな!」みたいな歪みのようなものを生んでいるように感じた。(純粋にインディアンに対して嫌悪や軽蔑しているだけじゃなくその裏を感じた。)
幼馴染同士の確執としても物語が走ってるから、それは人種間の争いを超えた唯の喧嘩であり、喧嘩できるからこその愛が当人同士には合ったのかもしれないなと思った。

ここまでインディアンを悪者にしてる映画も中々ないと思う。先述、人種間の争いを超えたって書いたけど、人種間の蹂躙の歴史を曲げた西部劇のクソレビューに時間を使いすぎた。おっと、モタモタしてると銃を持った騎兵隊に追いつかれてしまうゾ
逃げろ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
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