15年ぶりの新作&オリジナルキャストが集結しているが面白くない。
その理由は明白で、
ティーンエイジャーの娘モーガンとの心のズレに悩むジゼル姫。故郷のアンダレーシアに戻れば幸せに暮らせるのではという気持ちが再び芽生え、魔法の杖を使って、ワンダヴィジョンの如く現実世界の街を理想のアンダレーシアに変えてしまう、旦那も娘にも呪いが掛かかり全員おとぎの国の心、言動になってしまう。
前作では荒んだ社会をピュアな姫が駆け巡る、皮肉が効いていながら可愛らしいコメディに、それをディズニー公式が描いている面白さがあったが、今作はずっとアンダレーシアが舞台なのでそこら辺のディズニー映画と変わらない。
そしてミュージカルが長い。
やるにしても冒頭のニューヨーク編をもっと長くするべき
旦那と娘の心がそのままなら良いが、気持ちも変化してしまっていてずっと別人。シュレックフォーエバーを観ているようなガッカリ感だ。
