テラダアキラ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のテラダアキラのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画としての面白さとエモーショナルさとしてはGotGVol.2が自分の好みだったのは確か。
劇中の動物実験描写は、ジェームズ・ガンの覚悟の表れだと思うからこそ、向き合わなきゃいけない、目を背けてはいけないと思う。だからこそ、何度もリピートしてみるのはしんどいと思う。
とは言っても、Vol.2も自分の中で、変に神格化してしまっている部分があるのも事実で、みたら絶対泣いてしまうという期待をしてしまうが故に裏切られる(裏切ってしまう)のが怖くて再視聴する機会は少ない。
なんでだろう。よくよく考えると、他のジェームズ・ガン作品も、全部大好きと言えるくらいにツボにハマってるはずなのに何度も見ることが少ない。
それは俺がジェームズ・ガン自体を少し神格化しすぎて自分自身で無意識に触れにくいものにしているのかな。
ここは、もう少し考察してみたい。

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悪役描写の妙が回を重ねるごとに上がっていっているのを感じた。
一作目のロナンこそ、キャラの薄さが目立った(これは結果的にネビュラとガモーラのキャラ付けに割くためだが)けど、二作目のエゴからは作家性を反映した「最低の父親」的ヴィランを一貫して酷く演出することで、ガーディアンズの持つ普遍的人類愛的な(?)人格の勝利を描いてる←書いていて言語化を間違えてる気がする。寝てからまた書こう