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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の2049のレビュー・感想・評価

5.0
 ジェームズ・ガンによるMCU映画GOTGの第3作目。

 1作目からジェームズ・ガンがロケットに一番思い入れが強いだろうことは分かっていたが、本作は遂にロケットが過去と向き合うことになる。


 醜いと蔑まれ、能無しと罵られ、馬鹿と見下され、社会から弾き出された者達への愛に満ちた大傑作。存在を否定された者達の躍動に思わず落涙。ジェームズ・ガンらしさ全開の優しさに満ち満ちた映画。

 脚本が少々歪だが、笑える部分も多々あり、ウェットなだけでは決して終わらないバランスの取れた構成になっている。
 終盤の痛快な集団アクションも素晴らしい。本作がラストというのはあまりにも寂しいので、なんらかの形でガーディアンズが再び集結することを期待したい。
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