福丸

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の福丸のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世間の評価と違い過ぎて悲しいw
ほんとに同じ映画観たんか?と思うほど自分はハマらなかった。
個人的には監督ジェームズガンになってるんだけど、新人監督に作らせたり、ガンがマーベル追放されてる間に違う監督が途中まで作ってたんじゃ無い?という程これまでのクオリティとは違った。


■嫌だった所
・オジロコープの惑星とか建物内とか実験動物とか至る所のデザインが生物機械感あって露悪的で気持ち悪い。見るだけで不快感があった
・今回CGじゃなくてセットで建物内とか敵兵の服とか作ってたんだけど大昔のCG無い時代の映画感が出てチープに見えた
・編集が雑。フラッシュバックに入る時の繋ぎが唐突だったり。
・演出が冗長。そんなにエモくなる所じゃ無いのに音楽ガンガン盛り上げて尺持って描いてた(感情ノってた人はちょうど良かったのかも?)
・みんな怒鳴りすぎてうるさい。2まではこんなに怒鳴ってなくない?
・最後せっかく「この中の1人でもかけたらダメだった。おれたちにはこの全員が必要なんだ」って思いにさせたのに「クイルとかマンティスとかいなくなるの!?」
・クイルが祖父孝行するのが最善の選択肢になる意味が分からん。「祖父からやむ無く離れて祖父は悲しがってる」みたいな描写無かったし。2で「血の繋がりより絆の繋がりが家族だ」って話だったから、仲間を離れて祖父の所に行く説明が薄いと余計に「え?」ってなる
・音楽のチョイスが微妙。1990年代の曲が多かったのかな?分かんないけど、これまでは「がっつりSF×レトロな印象のおしゃれ曲=センスオブワンダー」だったのに、新しめの曲だとそのセンスオブワンダーが薄れてた。
・中盤まではロケットの話ばっかりで「最後の作品なのにロケットの話ばっかりじゃん!?」ってなってあんまりノレなかった(最後には全員の話になるんだけど)

■良かった所
・子供達を助けに戻っていって通路でワンカットでバトルするシーンが死ぬほどかっこよかった!色んなキャラにフォーカスが繋がれていくのが斬新でサイコー!
・グルートがたくさん手を出してロケット一緒に銃乱射するシーンかっこよかった
・アホすぎるドラックスにも取り柄があってみんなを救えたりと、各キャラの個性が取り柄となって全員が助かる→「ありのままでいんだ」&「おれたち1人も欠けちゃダメなんだ」っていう流れはナイス脚本👍
福丸

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