映画みます

焼肉ドラゴンの映画みますのレビュー・感想・評価

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)
4.6
「えぇ心持ちや。
こんな日は明日が信じられる。
たとえ昨日がどんなでも
明日はきっと えぇ日になる」

2008年に日韓の記念公演第2弾として制作された在日3世鄭義信による戯曲の同名舞台の映画化作品。
舞台初日公演後からクチコミで火がつき翌日からチケットが取れなくなるという人気舞台となり国内外の数々の演劇賞を総ナメにした。

高度経済成長期 真っ只中の1970年、関西地方の片隅で焼肉店を営む一家の歴史を心情豊かに描く作品。

日韓合同のキャスティングの演技のぶつかり具合が文句なしに素晴らしい\(^^)/

第二次世界大戦で片腕を失った一家の大黒柱 龍吉にキム・サンホ。
龍吉の後妻 英順にイ・ジョンウン。
2人ともイメージに標準をピタリと合わせてきて言うことなし👏👏👏
このお二方なしではこの作品がなしえなかっただろうと思う。

エンドロール初っ端に真木よう子が流れてきた瞬間に目が点に???アタシとしてはどうも納得いかない!?
最初にキム・サンホを...
最後にイ・ジョンウンをもってきてほしかった😭

日本からは井上真央ちゃんに映画女優として躍進してる桜庭ななみちゃんに末っ子を演じた大江晋平くんが光ってたかな👍🏼

「バラバラになってもわしらは家族や
いつも心で繋がっとるよ」

笑いあり、涙あり、久々に人情味溢れる作品に出会えて満足度1000%