焼肉ドラゴンの作品情報・感想・評価・動画配信

「焼肉ドラゴン」に投稿された感想・評価

演劇が原作ときいて納得。
しっかりと舞台を観た後のような気持ちになりました。
映画「焼肉ドラゴン」は
大阪で万国博覧会が催された
1970年の高度経済成長に浮かれる
関西の街の片隅で、小さな焼肉店
「焼肉ドラゴン」を営む
在日コリアン一家が、時代の波に
翻弄されながらも逞しく生きていく
姿を笑いと涙で綴る人間ドラマ。

賑やかな日々の中で、
泣いたり笑ったり、そして
何が起きても強い絆で
結ばれていた家族の間にも、
次第に時代の波が
押し寄せていく・・・。

人気劇作家・演出家の鄭義信が、
数々の賞に輝いた自身のヒット舞台を、自ら初監督を務めて映画化した感動の人情コメディであるこの作品の原作の
舞台が初演されたのは2008年。

それからちょうど10年を経て、
満を持しての映画化となった。

経済成長が進みすぎた現代、
かつて社会の中心だった“家族”が
崩壊しつつある今のような時にこそ
「家族」や「人間愛」を問うてくる
そんな作品です。
“こんな日は 明日が信じられる
たとえ 昨日がどんなでも
明日はきっと
えぇ日になる_“

大阪万博直前の大阪。敗戦から立ち直って、復興を世界にアピールする時。国民はみな、こんな言葉を胸に、前を向いてきた。

ただ先の言葉は在日韓国人で、焼肉店を営む亭主のもの。そこには日本人とは違った響きを持っている。
韓国人でありながらも祖国には帰られず、日本で生きてゆくしかない彼とその家族。登場人物はそんな人ばかり。でも悲壮感はない。エネルギッシュに日々を生きる彼らは、喜怒哀楽も素直に表す。喧嘩しても、家族・仲間という絆が途切れることはない。なかでも女性たちのたくましさは際立っており、呑んだくれてくだを巻く男たちとは対照的。

映画は、高度成長期という、明るい未来に向けてまっしぐらな日本の中で、未だ置き去りにされたままの問題、敗戦の残り火である在日韓国人家族愛のドラマ。
とにかく、日韓の俳優陣の熱量が半端ない。感情の起伏が激しい登場人物たちの内に充満するマグマを、これでもかっていうぐらいに発散していました。
「うちらは家族が守らんで、誰が守る?」

エスニシティの話は置いといて、三姉妹の幸せを祈る父と母と家族の物語として、とっても心に響きました。

退路を断たれた生き方。
弱い者同士だからこそ、支え合って力強く生きていける。

生きている、を実感。
気持ちを揺さぶられました。
映画はこうでなきゃ。

「逃げてもなんの解決にもならん」
キリン

キリンの感想・評価

3.0
事前の想像と全く違った作品だったw

お父ちゃん、いい人やわ〜
そして、三姉妹の可愛さだけが
記憶に残ったw

犯罪的に特権を振りかざす輩は
嫌だけど、中にはこういう人たちも
いるよね

とはいえ、方恥骨だから、感情と
法律は別物かな。
気持ち悪いシーンはいくつかあるけど、人間が一番どろどろして怖いと感じた。
美味しそうな焼肉は出てきませんでした。
韓国人が日本で住むことの厳しさを感じました。
まず、もう日本が悪かったという擦り込みはやめてほしい。みんな努力したやないか。

あと、やっぱり日本人は朝鮮人役無理やねー、違和感しかない。

しかし、お父さん役のキムサンホさん、

お母さん役のイジョンウンさん、

めちゃくちゃ素晴らしい✨もう、うますぎて2人の演技でただただ泣けた💦

それだけでも観る価値がある映画🎬

なんかね、この二人を観たばかりなのに、また観たい(笑)

井上さんの凄みもよかったね✨迫真やった
dropham

drophamの感想・評価

3.4
万国博覧会が行われた1970年代、関西のとある場所で小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む戦争で片腕を失った龍吉と英順の夫婦と3姉妹の長女静花、次女梨花、三女美花と末っ子長男の時生と幸せな日々を過ごしていた。3姉妹の男女関係や時生のイジメ問題などの試練があったり、高度経済成長の時代の変化に直面する。
昔の雰囲気が出て、その時代にいるように感じました。韓国と日本の融合もいいバランスです。焼肉が好きなので、実際に「焼肉ドラゴン」で焼肉食べたいなと思いました(笑)
面白かった。
感情移入半端なかった。
人気を博した舞台の映画化は、芸達者な日本人俳優全てをキム・サンホが圧倒していた。
辛苦の上の辛苦を極めた龍吉を襲う悲劇。―― それでも家族と生きていく。
在日韓国人家族の物語はバックボーンが複雑な上、エンディングの先の悲劇が予想できたから故、途中から居た堪れなかった。

オ・ミヨル監督「チスル」と、ヤン・ヨンヒ監督「かぞくのくに」、この中間が「焼肉ドラゴン」。
セット鑑賞をお勧めしたい。
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