舞台作品として高評価を受けているだけあって、笑わせどころ、泣かせどころがしっかりとおさえられていて、良作だと思った。
トップシーンの撮り方などは「おっ!良いな!」と思ったけど、全体を通してはやはり映画というよりは舞台的ではあった。
父と母の役者が圧倒的にリアリティのある…もう、芝居というより物語の人物そのものという感じだった。
なので、日本人キャスト達にはちょっと不利だったかもしれないが、大阪弁にしても、そんなに違和感はなく、頑張ってるなぁと思った。
父がずっと働いてきた過去を語るあたりで周りの大人たちのすすり泣きがいたるところから聞こえてきた。