イアンマッケイの禁欲的思想や非暴力なスタンスと、ハードコアというよりもポストロックぽいFugaziにハマった時期がありました。
リアルタイムで聞いてこなかったし、もちろんマイナースレットもほぼ知らない世代ですのでFugaziは完全に後追いですが、これも若い時に後追いでハマってたピクシーズとどことなく似通った音に聞こえたこともあってか、
タイトでしっかりしたリズム隊とふわっと気持ちのいいメロディがドンピシャで、やばいライブ映像を見たとこで完全にやられました。
この作品もライブ映像がもりもりです。
個人的にはもうちょっとコンパクトでもよかったかなとは思うけど、変にFugaziの歴史を伝説ぽく追ったり関係者のインタビューなどを通しての検証などもせず淡々とライブやバンドメンバーの日常を流していたのがよかったです！
あと印象に残ったのはチケットを求めて列を作るファンたちの姿です。
彼らの服装や髪型、目つきや発言内容などが、僕の憧れたあの時のアメリカにいた若者たち、というノスタルジック感でキュンとしました
