上のあらすじ、色々書きすぎなんで見ない方がいいと思います。
Filmarksさんの試写会にて。感謝。
これはもう、正しく「約束された傑作」を生み出すシリーズになったと言っていいんじゃないでしょうか。
前作以上にアドニスが「背負う者」になり、それによる失うことへの恐怖との格闘と、翻って背負っているからこそ突き動かされる理由がアツい。
そしてこの映画のニクいところは、ヴィクターもまた「背負う者」であるわけで、なおかつ前作のアドニスの境遇とも似通った部分があるということ。
互いの「戦う理由」の追求、そして「新たな時代」を作ろうという覚悟が、拳の力を強くする。
中盤にあった、「これは明らかに流れ変わるぞ」と思ってしまった象徴的なシーンからは、もうアドニスの決意に身を任せるのみ。
そしてそんなアドニスの心を打つロッキーの重い言葉…
ゴングが鳴ったら最後、魂のぶつかり合いに燃えずにはいられない。