ほっこ

クリード 炎の宿敵のほっこのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.5
いやー最高すぎた。
まさに年明け一発目観るのに相応しい作品!
冒頭、ドルフ・ラングレンの横顔に哀愁が漂っていて、これはやばそうだなと直感。笑
アドニスの成長物語として素晴らしかった前作。本作も勢いそのままに、ファイトシーン&ドラマ性がパワーアップ!
登場人物一人一人の心情を丁寧に描かれていて、誰ひとり脇役じゃなかった。
アドニス&ロッキーとドラゴ親子、それぞれの心情が痛いほど伝わり苦しい。
一方は守るべきものや自分の為に。もう一方は裏切られた憎しみや哀しみを闘志の糧に。
中盤から終盤にかけての展開、ラストのファイトシーンが容赦なく刺さってしょうがなかった。
驚いたのが、監督がスタローンから若手監督にシフトした件。
ロッキーシリーズに流れるDNAを見事に引き継いでるし、商業作品一発目らしい監督の手腕に拍手!
現実と作品がリンクしている様な気がして、とても感慨深かった。
ほっこ

ほっこ