前回のテネッドが入り込めなかったもんで、ノーラン今回はよろしく頼む…という感じでいたけど、結果有り難う！と何度も叫びたくなる満足度でした。
ただ想像以上に政治の権力争い、共産党などの政治的思想にフォーカスしてるもんだから、観続けるのに集中力は要した。笑
とはいえノーランらしい場面の切り返しの上手さや重厚な音楽の挟み込み、オッペンハイマー自身の不器用だけど誠実な人間性にも焦点をあてた演出が光ってたな。
てか彼の人生、あれだけの密度を3時間でわかりやすくみせる手腕よ！
やっぱノーラン凄いやしか出てこない。
あと個人的にはアインシュタインが登場して相対性理論とか、インターステラー好きとしては嬉しい場面多しで♪
ただ日本へ投下した核爆弾に対しオッペンハイマー自身が罪悪感に苦悩する場面は落ち着いて観る事は難しいし、喝采を浴びるシーンなんて言葉には出来ない辛さが残った。
色々まだ咀嚼してるけど、出演陣が半端ないからどうしても語りたい。笑
デイン・デハーン、若手の印象だったのに貫禄ある役どころだし、マッド・デイモンにケイシー・アフレック、ラミ・アマレック、さらにはゲイリーって！！笑
主役級の俳優陣をあんだけ贅沢に使えちゃうってノーラン凄いやしか出てこない（2回目）
