にゃんぷー

クリード 炎の宿敵のにゃんぷーのレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
2.8
終始感傷的というか、湿っぽ過ぎた感じはある。もっとノリノリで良いのに。4のアポロ入場シーンくらい。

以前『クリード』シリーズに足りないのは、『ロッキー』『ロッキー・ザ・ファイナル』にあったような「哀愁」だと書いたが、本作を観る限りアドニスよりもドラゴ親子の方が哀愁漂っている。失うものがないという事は、支えるものがないという事だと言いたいのはすごく分かるのだけど、どうにもドラゴ親子の方に感情移入してしまう。足りない奴らの方が魅力的だからこそ、上手く主人公を立てて欲しかった。
あと、スタローンを手に余らせてた感じも否めない。良いシーンがちょこちょこあるから、要らなかったとは思わないけども。

次回作で『ドラゴ』あるなコレ。
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