ヤスヤス

トゥルー・ロマンスのヤスヤスのレビュー・感想・評価

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
4.0
もっと早く観ておくべきだった。タランティーノが脚本のみというで、後回しになっていたが、こんなにタランティーノ臭の強い作品だったとは・・・
話としては非常にシンプルだが、若かりし日のタランティーノの夢や妄想が詰まっている。ラストは監督に変えられたらしいが、全体的に軽快な雰囲気なので、これもありだと思う。
クリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットのイカれっぷりは見事。特にパトリシア・アークエットは可愛らしさとのバランスが絶妙。
他のキャストの豪華さにも眼を見張る。サミュエル・L・ジャクソンは瞬殺だが、ブラピが演じるジャンキーのルームメイトは、出番が少なくても光っていた。デニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンが対峙するシーンはさすがに見応えがある。
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のようなことにならなくて、本当に良かった。
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