ギャングースという映画を観た。
本作が、僕にとって邦画のクライムアクション映画で一番好きな作品となった。
人気コミックの実写化ということで一定数のアンチは必ず居ると思うが、格好いい映画だと思う。
もしかしたら、原作を読んでいないので純粋に楽しめただけかもしれない。
けれど、原作も読みたい!と思わせる魅力のある映画だった。
加藤諒のカズキの役が個人的には好きだったが、原作とイメージが異なるらしい。
今までは、加藤諒に俳優!というイメージがあまり無かったが本作を観て、やっぱり俳優なんだなぁと思った。
いつもテレビで観る姿と全く違った。
それが俳優であることの何よりの証明な気がした。
主人公を演じた三人が歌っている主題歌も良い曲だった。
本作のラスボス的役割を担っていたMIYAVIが凄い残虐で狂気に満ちたキャラクターになりきっていた。
普段音楽で表現している人だからか、演技も自然で凄かった。
危ない人にしか見えなかった。
凄い。
本作の内容はというと、生まれた時から不遇を強いられ続けてきた三人の青年が主人公だ。
彼らは、生き延びるために犯罪者達から金を奪い生活していた。
しかし、ある時、日本で最も大きな裏組織に目をつけられてしまう、、、という感じだ。
ストーリーはフィクションだが、この作品に登場する犯罪に関する情報や手口は全て実際に僕らが暮らしている世界に存在するものだ。
それ故に格好良い映画というだけではなく、自分が如何に幸せな身の上なのか感じられる作品だ。