おくちん

I am Sam アイ・アム・サムのおくちんのレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
3.4
久しぶりに観ました。僕はこの物語を観るとき、何に心が触れるのだろう。人と心が通じた時の喜び、親子の絆。サムは自分が知的障がいがあって、コンプレックスを抱いていました。ルーシーは父の障がいを恥ずかしく思ったことで引き離されたのだと自分を責めていたのかなと思いました。愛しあっているのに親子に壁がありました。サムと弁護士のリタにも壁がありました。けれど、落ち込んでいるサムから障がいのある自分のことなんて理解できないと言われた時に、リタは自分の苦しさをサムにぶつけました。サムは初めてリタに心が開けたように感じました。クライエントから友人になった二人。そのことがまたサムを変えたのかもと思いました。他人もまた自分と同じだと。ルーシーとサムの幸せな結末に、必要な人に助けてと言えたサムにホッとしました。大好きな映画です。