Yuria

キンキーブーツのYuriaのネタバレレビュー・内容・結末

キンキーブーツ(2005年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の桟橋のようなところで、ヒールで踊るところから引き込まれました。
後に大人になったローラが踊るところも美しかったです。
至るところで靴が魅力的に映されていましたが、私のも測って、とたくさんの組まれた足は笑ってしまいました。
ミュージカル化されてるとのことで、歌やダンスがたくさんあるイメージだったのですが、そこまで多くなくて驚きました。
とは言え、このくらいのほうが私としては見やすいです。
ストーリーも、倒産寸前の工場を立て直そうと奮闘するところが、のめり込むほど面白かったです。
これが実話に基づいているなんてすごいと思います。
普段紳士靴を作っていても、ヒールも作れちゃう職人はさすがです。
工場4代目のチャーリー、ドラァグクイーンのローラ、従業員のローレン等々、キャラクターも魅力的でした。
人に優しく、靴のデザインもできちゃうローラは最高です。
何ができる?と聞くのではなく、できることを実行すべきと忠告するローレンもよかったです。
工場を売れと言うニコラにはチャーリー同様怒りが込み上げましたが、望みは変えられないと言うところはすごく共感しました。
最後のステージでは、自らステージに立ち、できることをやるチャーリーが本当に素敵でしたし、倒れてローラが来るところが、出会いのシーンを再現していて、気持ちが込み上げてきました。
いい作品に出会えてよかったです。
Yuria

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