エリヤフ・ゴールドラットのザ・ゴールを読んで工場経営の映画を見たくなった。たどり着いたのがこの映画キンキーブーツ。
実話に基づく4代目靴工場の社長チャーリーの話。倒産寸前から、立ち直るまでのプロセスがドラマチックかつコミカルで面白かった。ローレンも解雇対象だったが、ニッチな市場で生き残っている企業もありますよとチャーリーに進言。こういう社員を大事にしないと!
そしてこの映画が面白いのは、目指した靴がドラッグクイーンのブーツだったってこと。ドラッグクイーンのローラが加わることで工場が劇的に変わっていく。
ザ・ゴールで言っていたボトルネックを見つけるというのは、物理的なものだけではなく思考の制約条件も含む。この映画では、キンキーブーツとドラッグクイーンへの偏見がネックになっていた。笑いながら勉強になって一石二鳥。もう一回見たい。