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キンキーブーツのjunのレビュー・感想・評価

キンキーブーツ(2005年製作の映画)
4.0
観た人すべてを元気にするようなハートフルコメディでした👠✨

ある日父親の訃報に接してロンドンの田舎町にある靴工場を突然継ぐことになった主人公チャーリー。しかし工場の経営難が発覚し倒産寸前であることを知る。

ある夜道、男3人に絡まれた1人の女性を見かけて助けに入るが彼女は自分の履いていたブーツを武器に男達に応戦し始めます👢
彼女の名前はローラ。実は女装したドラァグクイーンでありこのローラとの出会いにより新しい活路を見出したチャーリーの工場建て直し計画が始まる。

紳士靴ばかりを作ってきた工場はターゲットをドラァグクイーンにシフトチェンジ。
今まで無理やり窮屈な女性用のブーツを履くしか選択肢がなかった彼女達のために
セクシーで美しく尚且つ男性の体重にも耐えられる丈夫なブーツ作りを目指すーー


ローラが自身の境遇にもがき苦しみながらも明るく前向きなところが素敵でした。
ショーの前に必ず言うセリフ

『紳士と淑女、そしてまだどちらか迷っているあなた!』

このセリフがとても好き。

ドレスで着飾っていてもデニムを履いていても中身は同じ人間。
ありのままの自分で生きていていいと
気づかせてくれる作品です。

以前観たバーレスクとはまた違った煌びやかでパワフルなショーも見ものです。
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