身に付けるもの次第でその日１日のテンションが変わる。
自信のない装いの日はなんとなく人の目を気にして帰りたくなるし、憂鬱な月曜日こそお気に入りを着たい。
女性なら共感できると思う。
メイクやスカートの裾上げを誰のためにするかって、もちろん自分のためでもある。
キンキーブーツはそんな変身に対する夢を叶えてくれるものだけれど、これはドラァグクイーンたちのために。
男としてのマニッシュな格好だと自分の素が出せない、とか女目線にあるあるだなあと思っていた。
ちょっと切り口が斬新なだけで、話は変身少女ものとか、ハンサムスーツとかと系統は同じ。
題材がマイノリティにうつったときに、色眼鏡なしに楽しめるかどうか。
見せ場もあってわたしは好きでした。
ミュージカルも映えるだろうなあ。
