50本目。
イオンシネマ THXシアターで。
別にTHXでなくてもいいのにねぇ…と思った作品。
ニコラス・ケイジ 大丈夫かなぁ…
水と食糧不足に見舞われている近未来のアメリカ。
人民省の極秘エージェント、ノア・クロスは、住民をニュー・エデンに送るために査定の仕事をする。
今日も、かつては州知事を務めた男を査定していたが、襲われたために射殺したばかり。
生産が消費を上回らないとニュー・エデンへ連行するのも彼の仕事。
ある時、レイチェルとその息子ルーカスを査定し連行する命令が下る。
しかし、彼は命令に背き、二人と共にカナダを目指し逃亡をはかる。
なぜ彼はレイチェル親子にこだわるのか？
ニュー・エデンとはどのような所か？
この種の物語に慣れていたらすぐに分かるようなもの。
水が枯渇して、自らの尿を飲み、モネの絵がガラクタで、コーヒ豆缶で家が買えるような社会という設定ですが、説得力が今一つない。
CGを駆使する近未来映画に慣れているからだろうか？
ニコラス・ケイジの演技も、渋い顔をするだけの一辺倒。
アクションも頑張っているんだろうけど、どこか中途半端。
アカデミー賞俳優なので、もっと仕事を選んでもいいのになぁ、とも思う。
「俺の獲物はビン・ラディン」の方が、ぶっ飛んでいて断然良かった。
わざわざ劇場で 観るまでもないと思う。
シニア料金でなかったら、観なかっただろうなぁ…
