夏

バイスの夏のネタバレレビュー・内容・結末

バイス(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まって。思ってたよかハードだった。
とりあえず、予習足りなかった。近現代史叩き込んでから行った方が絶対楽しい。

人間ってやっぱり業が深いんだなって。他人に対して自分の利益のために冷血になれる人間が、家族に対しては愛情深い父親で、怖い。
「魚を騙すのは悪いことじゃないの?」に「それが釣り」って返すところ、彼の人生って感じ…

余計なことを話さない、忠実である、あともう1個忘れた!
権力を握るために必要なのは能力じゃなくて今それを持ってる人に取り入る力なのかなって思ったり思わなかったり。
ねえ人間怖い。

数千人の犠牲者が出た、のはもちろん大変悲しいことだけど、それを理由に侵攻した場所は完全に利権絡みで、罪のない市民を10万人以上殺してるんだよ、怖い。

運も実力のうちって言うけど、強運すぎるでしょ。
死なないし、死にそうになったと思ったらドナー見つかるし。

リン・チェイニーとんでもないよね。本当すごいよね。わたしにはあなたが必要(物理)みたいなのすごい。むしろリンの方が有能説が私の中で有力。だよね?だって、そもそも愛想つかしてたら政界に足を踏み入れてもないわけだし。そもそも退学になった大学に入ることすら恐らくできなかったでしょ。

副大統領を、法律の拡大解釈で実権を握れると睨んでからはやる気なんだけど、そんなそぶりを見せずに最大限毟り取るのすごい。

庶民派ぶるために牧場買った件はスケールがアメリカンすぎてびっくりした!
まーじでドンのやなおじさん感大好きだわ。
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