ホウ・シャオシェン監督の映画の中の台湾や日本はいつも魅力的。
こんな風に街を見られたら日々楽しいのに。
ハオは本当クソ男で、だけどよく見るタイプ。
自分の友達の過去を見てるみたいな気分。
本当に思い当たるカップルがいるのもあるのだけど、この映画の緩慢とした流れやストーリー、登場人物まで、映画というよりは過去の思い出のよう。
なので、何かがクライマックスに向かうわけでもなければ、テンポ良く進むんでもなくて、ただの誰かの過去。
ストレスを感じながら見るシーンも多いけど、いつか、あの出来事って映画だったっけ?誰かのことだったっけ?となるくらい、わたしの記憶にじんわり浸透していそう。
日本の竹内兄弟が癒しだった。
他では見たことがないと思うんだけど、これ一本だけなのかな。
どういう経緯で出演したんだろう?気になる。
夕張は行ったことがなく、映画祭の様子も知らないけれど今もあんな風なのかな、面白そうだ。