つん

ミレニアム・マンボのつんのレビュー・感想・評価

ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)
3.8
ホウ・シャオシェン監督の映画の中の台湾や日本はいつも魅力的。
こんな風に街を見られたら日々楽しいのに。

ハオは本当クソ男で、だけどよく見るタイプ。
自分の友達の過去を見てるみたいな気分。
本当に思い当たるカップルがいるのもあるのだけど、この映画の緩慢とした流れやストーリー、登場人物まで、映画というよりは過去の思い出のよう。

なので、何かがクライマックスに向かうわけでもなければ、テンポ良く進むんでもなくて、ただの誰かの過去。
ストレスを感じながら見るシーンも多いけど、いつか、あの出来事って映画だったっけ?誰かのことだったっけ?となるくらい、わたしの記憶にじんわり浸透していそう。

日本の竹内兄弟が癒しだった。
他では見たことがないと思うんだけど、これ一本だけなのかな。
どういう経緯で出演したんだろう?気になる。

夕張は行ったことがなく、映画祭の様子も知らないけれど今もあんな風なのかな、面白そうだ。
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