夜の空の下のスー・チーが美しい。
仕事もしないダメ男ハオと暮らしていてうんざりしているヴィッキー。束縛も酷い。
離れてもハオが何度も「戻れ」と言ってくるので、呪文か暗示のようにその度に帰ってしまう…
あまりにも平成初期すぎる。部屋とか髪型とかメイクとか。内容はクズ男に振り回される女性の話。住む世界が違うと分かっていてもお互い依存し合ってて、離れなきゃと分かっていてもなかなか離れられない感じがうま…
>>続きを読む中身無いやろ
カメラワークはエドワードヤンの『カップルズ』を思わせた(そっちは嫌い)けど、こっちの少し寄っている方が遥かに良いと思う。
空き缶のゴミ片付けてるところで、合宿でブルーシートの上に溢…
カメラの視点が外部から様子をうかがうかの様なシーンがあり、彼女らの世界を俯瞰しているように見えた。
カメラ側はある種普通の世界、彼女らは彼女らの世界と区別するかのようにドキュメンタリーを撮影している…
お前はまともな生活を取り戻すべきだ。
俺の喫茶店は時給80元だ。
それでもみんな満足している、普通の生活に。
と言ってる彼自身は、まともな生活では無く、普通の生活にも満足できていないようです。
…
2025年11月にHDDに自動録画されていた作品を視聴。
台湾、フランスの合作で可愛いスーチーに惚れ込んだホウ・シャオシェン監督が作ったそうです。
翌年には「トランスポーター」も作られスーチーノリノ…
何も起きないということは
何も進めないということなのかもしれないな
なんとなく待って
なんとなく止まって
人はそのまま簡単に10年立ち止まる
謎は
この映画が2001年制作。
ナレーションは20…
終始ドキュメンタリー的な撮り方で、彼女の生活を少し離れた場所から横目で見ているような感覚だった。
0年代のぬるっとした虚無感というか、現実味の無い現実感が漂っていた気がするな。
多分その当時日本も…