ミレニアム・マンボの作品情報・感想・評価

「ミレニアム・マンボ」に投稿された感想・評価

なやら

なやらの感想・評価

4.0
安っすいユーロビートに被さるモノローグ、室内の暖色/クラブ内の青色のコントラスト、バーカウンターにアゴ乗せて飲んでるスー・チーの姿態など、雰囲気がいちいち超ミレニアム。
これはこれで謎のノスタルジーがある。

鑑賞時のメモには「車がトンネルから出て来るとこヤバい」と書いてあるが、あんまり思い出せないのでまーそこまでヤバくないのかも。
RinaYajima

RinaYajimaの感想・評価

3.0
大学の授業で見せられた作品。
冒頭のシーンは今もずっと覚えていたし、懐かしさで胸がきゅんとした。
スー・チーの無防備な表情が本当にかわいい。
現代の台北の若者を映したい、という監督の意向の通りなのだろうが、普通のその辺にいそうな、ただの若者の日常感が退屈に感じたりした。
ハォの良さを知らないから(顔は不細工だし、仕事もせず浮気を執拗に疑う言動とか、すぐに喧嘩沙汰を起こす所とか)、感情移入できず、別れられないビッキーに苛々する。
彼における唯一の良い描写って、給湯器の電池を買いに行った所くらい。
暖色のライトやガラス玉のすだれ越しに映したりなど、屋内撮影が堪らなく良い。
煙を撮りたいという欲求。
nancyy

nancyyの感想・評価

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観たけどfilmarksになかったやつ
+14 first love
候考賢が「日本映画」という「風土」に捧げたオマージュとして観てもどこが悪いのか? 「ミレニアム・マンボ」

藤田敏八、小沼勝、神代辰巳、成瀬巳喜男、中平康、川島雄三らの「あの映画」の「あの場面」が次々と甦ってきました。
そして完成した「ミレニアム・マンボ」は上記のどの映画にも似ていない紛れもない候考賢映画です。
この作品に愛されたゆうばり映画祭は北海道でまだ雪解け遠しの3月から開催されていたそうです。
私は海外映画祭には一度だけ赴いたことがありますが国内映画祭は一度もありません。
聞くところに映画祭は国際色より国内色の方が「映画」そのものの体質にあっているそうです。
cinefils

cinefilsの感想・評価

4.1
前作「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のコスチュームプレイから題材は一変しているが、人物の動きに合わせてカメラがパンを繰り返すというスタイルは変わっていない。

ランプシェードやロウソクをとらえた撮影が美しい。

ガオというキャラが出てきているが、「憂鬱な楽園」の後日譚か?(役者も同じ)
Moeka

Moekaの感想・評価

3.6
煙草を吸いながら踊るように歩くスレンダー美女。そのオープニングだけで惚れてしまう。この映画では主人公が自分のことを"彼女"って他人行儀に語るから、そこが面白くもあり怖くもある。ただ若い時のどんな恋心も、時間が経ってしまえば美しく昇華させられるのかも。自分を他人事みたいに話させる実験、ナチスかどっかがやってたという話を聞いたんですけれど、もし知ってる方いたら教えてくださいませ😭🙇
ホウ・シャウシェン監督の映像芸術が見られる作品。
冒頭のスレンダー・レディ=ビッキー(美人女優スー・チー)が「トンネルっぽい通路を歩くスローモーション」が素晴らしい!!
→ この映画の本編を観終わって、監督インタビューなどの特典映像を見てから、再びこのシーンを観てしまうほど見事。

ハオというどうしようもない変な男と美人女性ビッキーが同棲しているのか、よくわからん。
ただ、すごく変な男ハオが着ている「KISSのジーン・シモンズの服」はグッド。
ビッキーが着ている「顔のシャツ」もグッド。
センスいい。

ハオがビッキーに「君は僕の世界まで落ちてきたんだ。だから僕のことが分からないんだ」ということか。

ハオに少し似ている男(台湾人と日本人のハーフ)が夕張に戻る時、ビッキーも着いて行くあたりは、ホウ・シャウシェン監督の日本びいきが出ている。

夕張は映画祭の期間にぎわう。らしい。
「ゆうばりキネマ街道」なるアーチ型看板もある。

ビッキーがダイアログで「自分のことを彼女と言う」あたりは、「彼女」に「わたし」のルビが振られていて、ホウ・シャウシェン監督の実験的な部分も感じた。
なんとなく楽しそうなタイトルだから借りた。
台北に住むギャルの恋物語。
osa

osaの感想・評価

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すべてが今ではもう過ぎ去った出来事で、二度と取り戻すことができないから美しくて特別で、でもこの記憶はわたしのものでも何もないのにこうも切なくなるんだから映画って。。