ま

生きてるだけで、愛。のまのネタバレレビュー・内容・結末

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2021/01/07
スルーしてたんだけど、推しが観てすきな感じだったらしく、それなら観てみよっかなぁと軽い感じで観た。
原作、本谷有希子さんなんだね。そう言われると納得。

寧子が昔の自分とそっくりで観ててイライラするし、言ってることが支離滅裂で意味わかんないけどわかるし、同族嫌悪で腹がたった。でも観終わった後に浄化されたなぁって感じた。何か解決したわけではないけど、「一瞬の重なり」が希望だったりすんのかなぁって思って、そこに救い(もしかしたら同じことの繰り返しの絶望かもしれないけど)があるって思ったからかも。

「わたしはわたしとは別れられない。
いいなぁ、津奈木はわたしと別れられて」
って台詞がヒリヒリする。とてもいい台詞だったなぁ。
あと津奈木が寧子と出会った時のスカートの描写。あの台詞を言う菅田将暉さんの自然な言葉運びが好きだったなぁ。

生き辛い人が少しでも生きやすくなるといいよね。
ま