このレビューはネタバレを含みます
やりたいのにできないもどかしさ。人が普通にできることをやり始めることすら難しい。なんてもどかしくやりきれないのだろう。なんでもできると思っていた自分を殴りたいし、様々な境遇の人がいるということを理解はできなくても知っておきたい、その端くれを垣間見ることができた。
趣里の演技力には脱帽しかない。
美しかった、
つなきは私と別れられていいなあ。私はわたしと別れられない。
この言葉がお腹の底に漬物石を落とされた感覚にさせた。
バイト先の家族、特にあのお母さん、なんとかなるよってのは、なんていい加減な言葉なんでしょうね。とても優しくて温かい人たちなのだけれど、だからこそ悲痛な思いを感じる人の気持ちが分からないのかもしれない。こっち側に早くおいでよ、ほら簡単でしょう??そんな風な無責任な感じ。そんな簡単だったらもっと上手く生きてます