菅田将暉だ〜🤤くらいの気持ちで軽々しく観る作品じゃなかった。
2時間前の私を怒っておきます。
過眠、躁鬱を患っているであろうヒロイン寧子(趣里)
患っている故の無職。
それを支えるのが合コンで知り合い、成り行きで同棲することになった津奈木(菅田将暉)。
支えると言ってもコンビニ弁当を買って帰ったり、とくになんの言葉も掛けることなく寧子を家に置いている状態。非常に淡白な津奈木。
そこへ寧子に言わなくても良い、きつい言葉、試練を与える津奈木の元カノ安堂(仲里依紗)が現れる。
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重苦しい。
序盤は淡々とボーッと観てた。
だんだん寧子が可愛く見えてきて、それでも社会不適合者感は否めなくて。
寧子がスーパーで買い物をするシーンがあるけれど、もどかしさ、「なんでこんなことすら出来ないの…」という葛藤が観ててしんどい。感情移入し始めたのはこのあたりかも。
寧子の津奈木に対する対応は見ていてすごく不快感を感じるものでもある。
ただ、ぶつけられる相手にぶつけてしまっている。
きっとそれが後悔として後半の表現なのかな。
「愛と理解」を映した作品なのかな。
愛こそあれど理解が追いつかない。逆も然り。
不足している時に限って、求めているものは手に入らないのだろう。
人生ってそんな感じで出来てる。