気持ちが落ち込んで、ひとりじゃ立て直せない時に観る。心に溜まった毒を、力技で搾り取るような映画。趣里さん体当たりすぎる。
なんかこの映画観てると、まだ大丈夫、まだわたしは大丈夫。そんな気になる。
ただ少なくとも、寧子には泣いている時に支えてくれる人が側にいた。ひとりで泣かなくていい夜があるなんて、羨ましいと思った。ヒステリックに責め立てる人もいれば、あたたかく支えて社会に出られるように受け入れてくれる人もいた。実際、それが世の中の厳しさと優しさなんだろうな。
作者への文句と致しましては、「冗談みたいな」ってなんすかね。冗談だったら頑張れるよ。冗談じゃねえから苦しいんだろうが。って毎度思いながら拝聴しております。