「やっぱダメだなぁ」て何度も言うけど、実はすごく悲しい言葉だよなぁ。ふだんから自分がダメだって分かってるからこその発言なのでは。寧子のようにありのままを表現する、それもステキな事だけど自分を受容できてなく、相手にも理解されてないこの状況がさらに悪化させてると思った。
カフェのみんなは優しくて受け入れてるつもりだけど、寂しいだけなんだよって突き放してるも同然。津奈木も優しいようにみえて、自分のことで精一杯で距離を縮めようとしていない。結局は一生別れられない自分しか残ってない。
観ているあいだは趣里の演技に圧倒されつつうつりゆく映像が綺麗だなぁと思ってたけど、帰り道ずっと考えちゃって帰宅してからすごくつらい作品。
