個人的には面白かったです。「あるある」映画だなと思いました。
鹿児島の実際にあるお祭りを題材に、不倫が原因で左遷された女性アナウンサーがどのように変わっていくかというお話ではありますが、奮闘記ではないです。主役の夏帆さん演じる女性アナウンサーがとにかく大人としても、社会人としても、最悪です。夏帆さんとのイメージギャップが面白かった。
そして、
女性アナウンサー同士の戦い「あるある」
プロデューサーによる人事「あるある」
唐突な映画プロデューサー「あるある」
町長の言葉の癖とそれに一辺倒にうなずく部下「あるある」東京から来た人に対する田舎「あるある」と、、、
どれもちょっと古い「あるある」があって、なんか癖になりました。
ただ、最後のお祭りのシーンは圧巻で、太賀さんと岡山さんをはじめ、力の入れようが凄かったです。とにかく2人が本当にカッコよかった!!一つのことを一生懸命向き合うことを疎かにしてはいけない。結果、それは誰かのためになっていて感化されている。そうやって人に影響を与え、人は変わるのではないかと感じる作品でした。
設定があいまいな部分が多々ありますが、ツッコミはしません。
2019年公開作品 47本目