建築物から衣装、装飾品、所作、登場する錚々たる役者陣まで、なにもかもがとてつもなく美しい…ディテールをずっと眺めていたくなるような映画！
ストーリーはとりわけこれが良かったというのはないけど、誇り高きラージプート族の信念がかっこよいのと、スルターンが笑えるくらいに喜怒哀楽に富んでいるかつ主張強くて主演はランヴィール・シンだったっけなと思うくらいのインパクト。ダンスシーンの全力具合は必見。もはや可愛い。
そして女性の強さ。風習について色々思うことはあるけど、ジョウハルを決意して堂々と炎に向かっていく女性たちの描写はこの映画の文脈では素直にかっこよく見えた。
ディーピカーはいつにも増してこの世のものと思えないほど美しかったんだけど、感情の昂ぶるとこでなくても終始目が充血して潤んでたのが気になった。お疲れかしら。
