圧倒的な「美」と「激情」を浴びる映画でした。
ドン!ドン!ドドン!!と派手な盛り上がりがバンバン来る感じではく、静かに厳かに丁寧な「美しさ」を堪能し、そこへ少しずつ少しずつ、激しい感情や狂乱が混ざり合って渦が大きくなる。
それが最後に大きな炎となって一気に燃え上がる……壮絶な物語。
男と女の物語でもあり、男と男の物語でもあり、女の物語でもある。
観終わって、正直しんどい…となりました。でもとても面白かったです!
激情のヴィラン、アラーウッディーンの激しくも虚しさもある、あの邪悪さがすごい。でも、パドマーワトに逢える!と喜びの歌と踊りはめちゃくちゃ好きです。