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旅するダンボールのar1shiのレビュー・感想・評価

旅するダンボール(2018年製作の映画)
4.5
めっちゃ好きな映画やった◎

皆生きてきた環境が違えば常識は人それぞれで、だから一般社会て言葉がもう私は嫌いなんだけど…でもそこから考えるとオフビートな人で笑(褒め言葉)

使われる事で出る窪みやシワや擦れが旅を物語っていて、色んな形跡が刻み込まれてる。それを見てこの物がどんな旅をしてきたのか語りかけて想像する、言葉じゃない想いがつまってる。物は使って初めて魅力が増す。
て言う島津さんの言葉の数々が凄く印象的。

SDGsが嘆かれるようになった昨今
ようやく時代が島津さんに追いついたんだなーと。

価値が無い、役目を終えたと思われるモノも
発想の転換で価値を投じるのはその人次第。

この取り組みを通して考えるきっかけを与えられる事が最大のメリットだね。

こうやってモノを大事にできる人は全てに対して愛情深く向き合って付き合いができる人が多いな〜とつくづく思う。
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