昨年公開作品で私がワースト1位に選んだ
アニメBLOOD-Cの実写映画“阿修羅少女”。
その阿修羅少女の奥秀太郎監督の新作。
しかも今回もアニメBLOOD-Cの実写映画。
地雷作品であろうという恐れがありながらも、
その反面、今回はどれ程酷いのだろうという歪んだ興味や、
前作同様ソフト化されなかったとしたら
今の上映を逃すと「もう鑑賞出来ないのでは」
という不安に負けて劇場へ。
観客の95%以上が恐らく女性客。
多分、出演者目当てなのは間違ないかと推測できるのだけど主に誰の人気によるものかは私には解らず。
で作品の感想ですが・・・
酷かった。予想はしてはいたけど。
酷い要素を挙げればキリがありません。
どうしましょう。
特に酷く感じた要素を一部挙げれば、
シーン展開が滅茶苦茶で
それにより意味が解らない所が多々。
後半になってからは更に酷くなり
もはや謎。
闇闘技場(?)みたいな所で何でもアリで
みんな闘い合ってんだけど陳腐過ぎて
真剣に闘っているんだか
フザケあっこしてんだか解らない状態。
八嶋智人演じる刑事達のシーン等で
説明台詞が多過ぎてクドいのに
その反面、作品全体的に必要な説明が足りず
各人物の行動・目的や状況が謎。特に後半。
尚、主人公は更衣小夜(宮原華音)では無い。
それどころか宮原華音は物語上、必要無く
なぜ登場しているのかすら謎。
と、そんな感じ。
それでも前作の阿修羅少女よりは
若干まだマシだったかなと。
自己評価、3デビルマン
2018年11月に映画館で鑑賞