このレビューはネタバレを含みます
なんか惜しい映画だった。
展開が面白く、とても引き込まれる作りになっていたが最後が弱い。
弱いというよりもチンケ。
どうしてこのような安っぽい感動路線にしてしまったのか疑問が浮かぶ。
また、この"安っぽい感動"はネタとしてやっているのかガチなのかがわからなかった。
音楽のわかりやすさと薄っぺらさに笑ってしまったし、ヤスケンの死体が明らかな人形で失笑。
そして、出演者の演技が良かった。
アイリーンもだんだん可愛く見えてくる不思議。
ヤスケンのファンなので贔屓目に見てしまう部分もあるが、とても魅力的だった。
愛と愛がぶつかり合う様がとても良かったが、岩男はアイリーンを愛していたのか。本当に愛していたのであれば、その描写が薄かった。
是非、原作も読みたい。