ゆみこさんの映画レビュー・感想・評価

ゆみこ

ゆみこ

映画(743)
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.4

正直、私は経済や金融に関してはかなり疎い。

そんな私をぐっと引き込む圧倒力とスピード感がこの作品にはあった。


多角的に描かれた経済破綻危機に対峙する人々、その行動と対照が興味深かった。
しかし、
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.4

ヤンニョムチキン食べたい、、
甘辛いタレがかかったサクサクのチキンが恋しくなる作品。


期待値が高かったこともあり、大満足とはいかなかったが十分に楽しめた。


笑いどころにはわかりやすく音楽が鳴り
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キラーソファ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

中途半端!


そこまで恐くもなければ、笑えもしない。
ストーリーはしっかりと書かれてると思いきやわりとスカスカ。
キラーソファのビジュアルのかわいさに惹かれて観に行ったが、全然かわいくない。活かせて
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.6

"その手"に触れるまで。
鑑賞後にいろいろと考えてしまう邦題。

原題は『若きアメッド』。
こっちのタイトルの通り、若さ故の無垢さが恐ろしい。
アメッドの危うさにハラハラしながら観た。


また、自分
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

filmarks試写会にて。


依存と執着、その終着について。

正直、観ているのが辛くなるほど悲しくて、恐ろしくて苦しかった。
一気に絶望の中を駆け落ちていく展開に、息つく暇も無かった。


その
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.1

ゴッホ。
あなたの作品で人々は感動し、深く、優しく感じている。


ゴッホの死の真相を追う中で、色々な人に会い、話し、思う。
RPGのゲームをやっているような感覚に陥る。
また、その帰結が素敵。
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.7

話のゆるさとスタイリッシュな映像の組み合わせが良い感じ。


映像の撮り方に対するこだわりが随所に感じられた。
"引き"と"寄り"の加減が絶妙。

ある程度のゆるい話の中に、死体や血、鈍器といったショ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストがずるい。


主人公の男の子の表情がずるい。全部良いもん。
鑑別所に運ばれていくときに流す涙と夜の街。

街並みだけでなく、印象的な映像がたくさんあった。
反復と繰り返しの多用がとりわけ記憶に
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夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

3.6

主人公の男を一目見たときに、「なんてかっこいい人なんだ」と惚れ惚れしたが、その後のクレイジー具合と間抜けさに幻滅しまくる。

頭に疑問符が浮かぶような唐突な展開と行動の嵐だったが、それらも全て洒脱に感
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

差別や宗教、政治などの大きな題材を扱う。
それらに対して核心を突きながらも、それをファンタジーとして昇華させる手腕の凄まじさ。


"前衛的"、"芸術的"という言葉で表すことは容易だが、それだけでは表
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.2

自分の中にある"無"を愛そうと思った。


「あなたが何も与えてくれなかったからこそ、私は全てを得ることができた」というような台詞が劇中にあった。
ここまで狂ってはないものの、彼と同じく親子関係が一筋
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

ビル・マーレイの困り眉が好きだ。


引っ張るだけ引っ張っておいて最後はちょっとだけ拍子抜け、というか終盤の厨二展開に笑ってしまう。こんな作品だったんだ。

とても荒々しく、大雑把な作りだったが楽しん
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

子供の頃、テレビでよく放送されていた記憶はあるけれども、ちゃんと観たことはなかったので満を持して。


とってもおもしろかった。

展開に無駄がないし、なにより元気をもらえる。
かの有名な合唱シーンは
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.2

"正しいことをするのではなく、優しいことをする"というのは、なるほど、と思った。
自分の中の正しさが必ず相手にとって正しいことではない。
私も迷った時にはこの言葉を思い出したい。



独身のイメージ
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.4

子どもの頃に観てたらより楽しめただろうなあ。

動物がたくさん出てくるし、映像のダイナミックさが凄い。
大人でも少しワクワクしちゃう。

まとまりのある終わり方も良かった。

星くず兄弟の新たな伝説(2016年製作の映画)

2.5

あぁ、、こうなっちゃうか、、、



前作の大ファンなので、大きな期待を胸に満を持して鑑賞したが、乾いた笑いしか出ない。
なんだかこっちまで見ていて恥ずかしくなってくる。

何がしたかったんだこれ。
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水のないプール(1982年製作の映画)

3.4

タクシードライバー的孤独と狂気。


冒頭のリズミカルな改札鋏の音色から、異色を感じつつ。
観終わってみてもやっぱり変な映画だと思う。

丁寧に避妊具を付けて強姦し、洗濯までしてあげたと思いきや女のた
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

失われた時を求めて。



無意志的記憶。


白いレースのカーテン越しの日なたの窓で本を読む藤井樹、自転車のライトに照らされながらテストの答え合わせをする藤井樹、エクソシストを読む藤井樹。
藤井樹
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.2

ランタンのシーンの映像がとても綺麗だった。


話自体はまとまりがあって良かった。
ただ、登場人物をあまり愛せなかった。
なんだかみんな自分本位で、強い。感情移入しがたい。

吹替で鑑賞したが、しょこ
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ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.4

本木雅弘の淡々とした演技が作品のシュールな雰囲気を作り出していた。
それが計算されたものなのか、ただの棒なのかわからないところも面白かった。
いずれにしろ、この作品に本木雅弘の雰囲気がとても合っている
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

抱え込んだ鬱屈と閉塞の行く末と解放が清々しい。


彼にとっても家族にとっても"家"の存在は良くも悪くも大きかった。
それを燃やしてしまう、というラストが良い。


誰かのためにではなく、自分のために
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.7

純粋さは時に残酷。


ただ、その純粋な疑問が真意で、戦争と差別の非道を問う。

衝撃的な結末は、悲しいけれども言ってしまえば因果応報で、父親が、祖国がやってきたことへの報いにも捉えられる。


"寄
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.8

1980年のことを描いたこの作品が現代に作られた意味を考える。

この時分から社会は、政府は、メディアは成長した、変革を遂げたと言い得るのだろうか。


展開はシンプルで見易い。
ただ、音楽にチンケさ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.1

作品のテンポが早く、トントン拍子に話が進んでいくのが良かった。無駄がない。


たしかに、現在の世界の状況と重なる部分が多い。
ラストのオチまでそのまんまコロナ。

内容がタイムリーなだけに興味深く鑑
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僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

3.9

世界に誇れ、メイドインジャパン!!!


まず、設定の特異さに仰天する。
日常が非日常に変わっていく世界観が最高。

コメディかと思えば、しっかりと感動と教訓を詰め込んでおり、"生"について考えさせら
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.6

なんだこれ???


変な映画なんだけど、なんか嫌いになれない。
テンションの低さと行間、そしてラストとの緩急が気持ちいい。

松田優作の淡々とした雰囲気が非常に役柄と合っていた。
また、彼だけでなく
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.5

私は光を見た。


光は誰にでも平等に遍く降り注ぐ。善人にも悪人にも。


"光"が非常に効果的に使われており、希望にも絶望にも寄り添い、幸せにも悲しみにも常に光がある。
そこに私はまっすぐなメッセー
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.4

エモい。

これをエモいと言わずして何をエモいと言うのか。



冒頭の桑田佳祐には驚きに加えて多少のがっかり感が否めなかったが、終映後にはそれがどうでもよくなるほどの感動だった。

過去の回想を挟み
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.3

悪魔的だーーー!


藤原竜也の一挙手一投足に笑ってしまう。
相変わらずいつものカイジ。


テンポの良い展開はとても気持ちよく、破茶滅茶なご都合主義で話が進むが楽しいので気にならなかった。


棒の
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ロボゲイシャ(2009年製作の映画)

3.1

感想を語ることすらバカバカしく思えてくる。楽しかった。


カオスすぎる展開が終わったと思ったらエンディングがまさかのART-SCHOOLで、それが一番のカオスだった。

デッド寿司(2012年製作の映画)

3.4

くだらなさもここまで突き抜けてると気持ちいい。


終始爆笑。
食事しながら観たら気持ち悪くなったので食事中の鑑賞はオススメしない。

武田梨奈と玉子寿司ちゃんがかわいかった!
あと女将の顔芸。

香港パラダイス(1990年製作の映画)

3.3

バブリー!


てんやわんやすぎて節操ない感じ。バブル感が凄まじい。


斉藤由貴はもちろん、小林薫、相原勇、井森美幸、段田安則、天本英世など、明るく、柔和なイメージのある役者たちが出ていて雰囲気が良
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.2

とてもかわいい映画。


オムニバスのように別々の話が展開される、と思えばそれらの話が密に繋がっていたことがおもしろい。

そして、登場人物全員が憎めなくて愛おしい。

特に、永瀬正敏と工藤夕貴のカッ
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ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)

3.7

ブルーハーツが大好きなので、観よう観ようと思いつつも、ブルーハーツのことを愛しすぎて観れなかった。ブルーハーツの曲が汚されようものなら本気で怒ってしまいそうで。


でも、そろそろ観なきゃなと思い、勇
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

色彩がこの上なく美しく、コントラストが素晴らしい。


褐色の肌に射すさまざまな色の光が印象的。
"色"について、映え方や魅せ方を深く考えて作られた作品だと推定する。


また、パッケージの明るいイメ
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悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

サイコーの悪趣味エンターテイメント!



殺し方に美学を感じてとても興奮した。
夜の学校、文化祭の準備と血飛沫が素晴らしいマッチング。
特に、ジャズが鳴り響く中で次々と殺していくシーンが圧巻。
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