シネフィル母ちゃん

愛しのアイリーンのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
4.0
愛!愛!愛!愛!血!血!血!血!怒!怒!怒!怒!怒!SEX!SEX!SEX!SEX!!
って感じの、負のオーラ200%の作品。
暗い世界がスクリーンの向こうからこんにちはってしてくる。
邦画もやるじゃないか。
やすけんに、ここまで〇〇〇発言させたのも素敵!!
木野花さんの怪演もすぎょい。
もはや人間じゃなくて妖怪に見えてきたもん。
アイリーン役のナットさんはこの役を演じて精神的に大丈夫だったのかな。
心身共にとってもしんどかったと思う。
でも本当に良かった。
鑑賞後はアイリーンが私の中でも愛しい存在になった。




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最後、失速した感じが少し残念。
もう少し劇的な何かが欲しかったなぁって思ってたら、一緒に観に行った彼氏が
「最後は岩男も母親もヤクザの事務所に乗り込んで死んで、アイリーンはフィリピンに帰って家族と再会するラストが良かった」
って言ってて、まさしくそれな!!!!!って思った。
最後が良い子ちゃん的な終わり方だったから、ずっとネジが外れたままエンドロールを迎えて欲しかったのが本音。