愛しのアイリーンのyのレビュー・感想・評価

残酷な生々しさと絶妙なユーモア。ぐっとくるカットの反復とハッとする画面。すごい、すごい熱量で素敵なんだけど、
寄席みたいなリアクションの観客席に興をそがれながら、新井英樹的絶叫に下卑すぎる下ネタ、これは男子の観る映画かな、加えて木野花さんの超絶演技クソ老婆、これ以上続いたら辛すぎる早くおわんねーかな、などと思っていたら、
要所要所しっかりかましてた。それぞれの死に際の演出。最後はもう、もってかれた。エンドロールは涙を乾かすのにちょうどいい時間。流石でした。