真央masao

愛しのアイリーンの真央masaoのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
4.1
なんだこれ、年の暮れも暮れにヤバいの見た。

ド田舎で実家に住むモテない中年男性が、フィリピンで奥さんをお金で買ったら、実家の母ちゃんが怒り狂う…ってここからの展開がどえらい。

全員が純粋で、全員にイラッとして、全員が狂ってて、全員が愛おしい。

そして何よりこのテーマで、びっくりするくらい笑えるユーモア。吉田恵輔監督恐るべし。

忘年会遅れてまで見たかいあった。ただ人には勧めにくいわ…。


愛とは、心にも、言葉にもなく、
ただ行動の中にしかないのだろう。

ED曲「水面の輪舞曲」の歌詞はきっと、
「会いに行くよ」ではなく「愛に逝くよ」である。
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