Masataro

愛しのアイリーンのMasataroのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
3.3
今でもフィリピン女性とこういう事あるのか?
と言う疑問は抱かずにいられないが、何にせよ順応しよう・変化しようと努力する姿は胸を打たれる。

男の願望と欲望の描写がリアルでいいですね。
隙あらば同僚と とか
できないなら匂いでなんとか とか 
シンプルに「見せろ!」とか ね。

この監督の描写や表現は好きです。
嫌悪感を感じる人もいるでしょうが、人の心情や欲望のリアリティを大切にしようという姿勢を感じます。

脚本なのか原作なのかは不明ですが、大本のストーリーがちょっと行き過ぎな感があるので、せっかくの細かいリアルな描写が無駄になっています。

母親ががめつ過ぎて卑しくて強すぎる。笑
そして、あの男の偏った正義感が最後まで不明でした。
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