『幸せっちゅうのはキャラメルの味や』
映画の起源でもある活動写真とそれに声をアフレコする弁士の物語。
あまり予備知識はなかったけど弁士は今で言うところの声優と脚本家、演出家をミックスしたような立ち位置なのかな。
同じ写真でも同じストーリーでも説明や話し方だけで違った印象になる。
そもそも解釈自体弁士それぞれ異なるらしい。
これは今の映画も活動写真も同じなのかもしれない。
ただ今作の弁士達役のメンバーがあんまり違いがわかりにくくて上手いんだか下手なんだか…笑
もちろん素人とは比べ物にならないんだとは思うんだけど…。
それはさておき、
それでも周りの力も借りながら"真似事"から"本物"へ。
好きなものを突き詰めてのし上がる話は観てて気持ちが良い。
主人公には過ちを犯した過去があって真っ当な道を進むためには困難を乗り越えなければならないけど劇中のセリフみたいに人生にも続編があってもいいなと思う。
