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「カツベン!」に投稿された感想・評価

Shimogai

Shimogaiの感想・評価

4.0
卒業生が在学中にエキストラ参加した作品。それらしき人物は映ってたけど一瞬なので判別つかず。エンドロールで学校名出してくれたので良かった。
作品の方はさすが周防監督といった感じで
色んな要素が詰まって楽しめる内容。喋りの仕事に携わっている身としては、活動弁士のエンタメ性をあらためて感じさせられた。
本作は、大正時代を舞台にかつて人気だった「活動弁士」という仕事をテーマにした作品。
活動弁士とは、無声映画の作品を自らの語りによってより魅力的にみせる仕事であり、スターのような人気を集める活動弁士もいたほど、花形の職業であった。

この物語はそんな「活動弁士」を目指す青年が主人公。
主人公・俊太郎を成田凌が、女優を目指すヒロイン・梅子を黒島結菜が演じている。

この2人をはじめとする、キャストがまあ素晴らしかった!
俊太郎を演じている成田凌の姿は、活動弁士を生業にしているその道の「プロ」そのものであったし、特にクライマックスの語りは何かが憑依したかのような凄みと迫力があり圧巻のものだった。何かとトラブルに見舞われがちで少し気弱な普段の俊太郎との演じ分けも見事だった。

本作では、この成田凌と黒島結菜以外は、実力派のベテランキャストが多く揃っている。
個性派揃いでどんな表情が飛び出すかわからない彼らのそこ知れなさと対峙する成田凌と黒島結菜の姿は、憧れの世界に飛び込み揉まれていく俊太郎と梅子の姿とどこか重なるようだ。


そしてその実力派揃いの面々の中でも特に印象的だったのは井上真央。
年齢で言えばまだ30代半ばだが、その芸歴はすでにベテランと言っても過言ではないだろう。
本作では高飛車な社長令嬢を演じているが、高圧的な中にも品と愛嬌を称えた姿、そして時折見せる「凄み」が見事でありとても魅力的だった。


もちろん素晴らしいのは、キャストだけではなく、ストーリーも同様だ。
初めは、大正時代を舞台とした本作特有の語り口など、世界観に入り込めるか不安だったが、それは杞憂に終わりいつの間にか作品の世界に没頭していた。

序盤、俊太郎と梅子の幼少期の場面が続く。少し長く感じるこの部分も、後半のシーンとリンクしていて全体を通して考えるととても綺麗に繋がっている。

作品全体としては中盤以降は非常にテンポよく進み、次々と色々な事件が起こる。
所々詳しい描写がないところもあるが、決してそれが説明不足になっているわけではない。
クライマックスにかけても、それぞれのエピソードに対する結末を与えながらも「余白」を残すことで、観る者に想像する楽しみも与えてくれる。


まるで大正時代にタイムスリップしたかのような世界観に、初めは少し違和感があるかもしれませんが、非常に面白く満足感を得られる、おすすめの作品です。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.3
昔の映画って大変だったのねー。
弁士によって、面白くもつまらなくもなっちゃうもんねー。
ひとりで全部の役者の台詞を言って、説明までしなくちゃいけないわけでしょ?
映画の出演者全員にそれぞれ弁士をやってもらえば良いのにー。って無理か・・・。
成田くん、弁士の練習、大変だったろうなー。
出演者もなかなかのものでした。
監督の奥さんとか・・・。
カツベンってどこかで見たことあるなと思ったら、香川照之が出てる害虫対策の某CM…。でも活動弁士っていう立派な仕事が過去にあったことは、勉強になりました。
周防監督作品は、どれを見ても素晴らしい。 


成田凌さんと黒島結奈さんが印象的でした。 


俳優陣豪華すぎっ
活動弁士
そんな職業が
あったなんて
この映画で
初めて 知りました
登場人物
個性的なキャラが
多くて 面白かった

以上
映画愛好家でした
久しぶりの周防監督!子供達が食べてるキャラメルが美味しそう😃ヨッ!日本一?職人の弁士!キャラメルが食べたくなる映画。
日本映画の歴史において、活動弁士(カツベン)は切っても切れない存在。そんなカツベンの歴史を、映画にしてくれて本当に感謝‼️実際に存在した無声映画を、またリメイクして、映画の中で出すのは、すごーく大変そうだけどこだわりを感じた。
運良く、日本映画の歴史を学んだ後にこの映画を見ることができたので、無知の状態よりかは楽しめたと思う。
エンドロールで、『雄呂血』の実際の映像が流れます。そして奥田民生の『カツベン節』も良かった。
そして、成田凌って、本当になんでもやるんだなーと。振り幅も凄いし演技力も凄い(語彙力)。すごーく上手なカツベン師さんでした。
面白かった。
周防監督ということでハードルが高かったのもあり、あともう少し、、、と思ったら脚本は別の方なのね。ラストのグダグタ感はらしくなかったなぁ。
でも出演者が周防ファミリーで楽しかった。特に田口浩正はファンシィダンスからだもんなー。田口の当時のネタをもう一回見てみたいけど、もうYouTubeにも残ってないのよね。
映画がまだ音がなかった時代。カツベンの個性でさらに魅力的な映画になっていたのですね。笑いあり、アクションあり、恋愛あり。面白かった。

あの白黒の活劇も今の俳優さん達が演じているのですね。エンドロールの名前でやっぱり…と気づきました。
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