津軽系こけし

来るの津軽系こけしのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.6
俺たちの最終決戦


・中島哲也監督作品
・Twitterで話題
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これをレビューしろって?

ははは、冗談じゃないや🤗🤗


🔷監督は中島哲也氏であるが、私は氏の映画を「告白」しか知らないので、てっきりサスペンスの監督とばかり思っていた。

となれば、私が今作のカオスカオスカオスに打ちのめされたのは当然である。

見終わった私はこのゲテモノ(褒め)に対する自分の距離感が掴めなかったのと、置いてきぼりにされた喪失感から変な笑いが止まらなかった(笑)


🔶たしかに、時間を断片化して独白の連続として成り立たせる構成は「告白」に通ずるし、それによって田原家の化けの皮が剥がれる過程には見応えがあった。

どのように解釈しようとクライマックスの妖怪大戦争が全てを飲み去ってしまい、鑑賞者はどうしたって動揺の中に不時着する。

その喪失感は、いずれ笑いになる。

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👻まとめ👻
意味不明も1つの情緒である。時折こういう映画を作ってくれる人がいると、時代が盛り上がるね。今月1笑えたので満足です。
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