芦屋紀文

来るの芦屋紀文のネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

好みの作品でした。
松たか子のキャラ好き。
強者には必ず弱者とか
足枷になる存在がいるもの。
それが小松奈々の真琴ちゃん。
めっちゃ可愛い。。

クライマックスで
サイコパス風の姉ちゃんも
きちんと人間的な感情があることを
知って、なんだかほっこり。
妹を必死に庇ってたね。

『あれ』がきたことによって、
登場人物たちが狂わされて、
どんどん恐怖のどん底に突き落とされて、
家庭崩壊かな?って思ってたけど、
元々壊れていた関係性だったっていうことが
次第に明かされていって、
『あれ』の存在はトリガーに過ぎないことに気付かされる。

なによりも苦しかったのは、
娘のちさちゃんで、
今作の主人公もちさちゃんだと個人的には思った。

これから生きていく上で
ちさちゃんは多くのことを背負って生きていかないといけない。
父母は惨殺され、頼る親戚もないのだから。

近くには、岡田准一と真琴ちゃんが
いてくれるけど、血のつながりはない。

凶悪な『あれ』を手なづけ、仲良く
遊べてしまうのだから、もしかしたら
強力な霊能力者としての素質があるのかも。

将来は松たか子に弟子入り?


ラストはみんな生きてるよね?
芦屋紀文

芦屋紀文