リング、呪怨と、日本のホラーは悪霊系、つまり怨念を抱いて死んだ人間というのが一般的。妖怪と呼んで良いのか分からないけど、人外のバケモノでちゃんと怖いのはかなりレアなのでは。
実は原作を読んでおり、人間も恐いというのは中島監督だけのせいではなく原作からそうなんだけども、そこはやっぱり中島監督になってクズが増えていたし、元々クズな奴もクズ度合いがレベルアップしてた笑
盛塩を踏み潰す黒木華、死んでもブログを上げ続ける妻夫木聡等は原作にない設定ですがどちらも背筋が寒くなり、流石中島監督だと思いました。
原作では出てくるバケモノの造形をあえて描かなかったのも正解かなと。どうしても映像にすると一周回ってオモシロくなってしまいがちだし。特に妖怪系は。
最後は割とハッピーエンド寄りの印象だけど、日本トップクラスの霊能力者がほぼ全滅したので、実はかなりの危機的状況なのではないか…
