中島監督らしい毒々しさと急に入るポップさと、美しく重い音楽。
それがミックスして表現される不気味さ。
とりあえずカッコいい。
琴子(松たか子)の落ち着いた声と畏怖を感じる佇まいも流石。
後半の総出のお払いのシーン。
こんなお払いシーンは見たことがない!!
ちょっとテンション上がった!!
お払いの準備のBONNIE PINKの『evil and flowers』の合唱をバックにした映像の平和さから、化け物との対峙シーンのピリッとヒリつく感じの差がたまらん。
ただ、物語の方が、化物の正体とか、どうしてこの家族に執拗を追いかけるのかとか、回収がスッキリしなくて、観賞後に原作読みました。
かなり違った内容です。
お払いシーンも全然違うし、原作は先の疑問の謎も解けます。
原作読んで良かった。